【1. 導入】
一時期、3台を同時に所有していたことがある。
エスティマ、ウィンダム、そしてヴェロッサ(1JZ-GTE)。トヨタ縛りで揃えたわけではないが、気づけばそうなっていた。維持費もさることながら、3台の面倒を同時に見るのは想像以上にきつかった。時間も、気力も、財布も。
今は2台に落ち着いている。これが自分にとっての現実解だ。
この記事では、エスティマとウィンダムを2台持ちする場合の年間維持費を、実際の数字で全部公開する。旧車好きの同世代に、少しでも参考になれば。
【2. この2台について】
現在手元にあるのは、エスティマ(2014年式)とウィンダム(MCV21・1999年式)の2台だ。
エスティマは家族との移動や日常使いを担うメイン機。乗り心地改善のためパフォーマンスダンパーを装着済みで、足回りの補強も継続中だ。
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ウィンダムとの出会いは、ディーラーの展示車だった。試しにエンジンをかけさせてもらった瞬間、V6の品の良さに素直に感動した。マーク2、クラウン、カローラ——トヨタの売れ筋とは明らかに違う空気をまとっていて、それが自分には心地よかった。一度MCV30を手放した後もMCV21を探して購入したのは、あの瞬間があったからだと思う。
【3. 年間維持費、全部公開します】
では実際の数字を出す。旧車2台持ちの現実だ。
自動車税 エスティマが45,000円。ウィンダムは51,700円。MCV21は製造から25年が経過しており、13年超えの重課税対象だ。新車時代には想像もしなかった税額を、今も毎年払い続けている。
車検費用 2台とも排気量がほぼ同じということもあり、費用感も近い。1台あたり約12万円、2台で年間換算すると約12万円になる。
ガソリン代 月4,000円×2台×12ヶ月=年間96,000円。遠出はほぼしないのでこれが最低ライン。実態に即した数字だ。
保険 2台合わせて月約1万円、年間12万円。
年間合計:約43万円
これが現時点での確定コストだ。消耗品やパーツ調達費は別途随時発生する。そしてその調達が、なかなか一筋縄ではいかない。
【4. 旧車あるある:パーツ調達の現実】
旧車に乗り続けるということは、パーツ調達との戦いでもある。
ウィンダム(MCV21・1999年式)はすでに25年選手。国内では純正パーツの在庫がほぼ尽きており、中古品も数が少ない。交換予定のウェザーストリップも例外ではない。ピラードハードトップ特有の形状ということもあり、国内では見つからなかった。
調べていくうちにわかったのは、eBayなどアメリカのマーケットプレイスか、なぜかロシアに在庫が残っているということだ。なぜロシアなのかは正直よくわからない。しかし確かに在庫はある。現在、輸入代行を通じて取り寄せることを検討中だ。実際に手配が進んだら、またこのブログで報告する予定だ。
旧車乗りにとって、こういう調達ルートを開拓していく作業も、ある意味では醍醐味のひとつだと思っている。
【5. 2台持ちして、正直どうか】
年間43万円。我ながら決して安くはないと思う。
一時期は3台持ちだった。エスティマ、ウィンダム、ヴェロッサ。維持費もさることながら、3台の面倒を同時に見るのは想像以上にきつかった。時間も、気力も、財布も。特にヴェロッサを手放す決断は今でも引きずっている。1JZ-GTEのあのエンジンフィーリング——滑らかなのにつぶつぶ感がある、直6特有の痺れるような感覚は、4気筒では絶対に作れないものだ。今となっては同エンジン搭載車の価格は高騰しており、あの判断が正しかったのかは正直まだわからない。
それでも2台に落ち着いた今は、1台ずつと向き合える余裕がある。
旧車は乗るだけじゃなく、維持すること自体が趣味だと思っている。パーツを探し、状態を把握し、少しずつ手を入れていく。その過程も含めて楽しめるかどうかが、旧車2台持ちを続けられるかどうかの分岐点だと思う。
【6. まとめ】
旧車2台持ちの年間維持費、約43万円。パーツ調達はeBayかロシア、車検は2台で24万円、自動車税はウィンダムが13年超えの重課税対象。数字だけ見ると「やめとけ」と言いたくなるかもしれない。
でも同世代の旧車好きなら、きっとわかってもらえると思っている。あの年代のトヨタV6のフィーリング、ウィンダムのトヨタらしからぬ佇まい、ディーラーでエンジンをかけた瞬間の感動。そういうものは数字では測れない。
維持費は全部公開した。あとは読んでいるあなたが判断してほしい。
このブログでは今後も、旧車2台持ちの現実をリアルな数字と経験で発信していく。また読みに来てほしい。
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