ゲーム
はじめに
兄弟や友達が借りてきたゲームを、代わりにクリアしてあげた経験はありませんか?
私にとってその代表格が「鬼武者」でした。もともとは兄がレンタルしてきたソフトで、クリアできずに苦戦しているのを見かねて、私がコントローラーを引き継いでクリアしたのが出会いでした。
あれから約20年。先日、シリーズ完全新作『鬼武者 Way of the Sword』が発売されたと知り、当時の記憶が一気によみがえってきました。今回はそんな思い出を振り返ってみたいと思います。
金城武さんの起用と、当時の「実写顔」ブーム
初代『鬼武者』で強く印象に残っているのが、主人公・明智左馬介の顔のモデルに金城武さんが起用されていたことです。
思い返すと、あの時期はなぜかゲームに実在の俳優さんの顔を使うことが多かった時代でした。今のようにフルCGのオリジナルキャラクターが主流になる前の、ある種独特な雰囲気があったように思います。
バイオハザード式の移動と、「間合い」の感覚
システム面で印象に残っているのは、バイオハザードのようなラジコン操作の移動方式です。
今の基準で見ると古風な操作に感じるかもしれませんが、あの「すり足」のような動きが、剣道的な「間合いを取る」感覚とうまく噛み合っていたと思います。敵との距離を慎重に測りながら近づき、タイミングよく一閃を決める。あの緊張感と爽快感は、今でもはっきり覚えています。
2作目以降、少しずつ離れていった理由
シリーズとしては2作目、3作目もプレイしましたが、正直なところクリアまでは至りませんでした。
『鬼武者2』は謎解き要素が増え、正直面倒に感じてしまった記憶があります。ちょうど社会人になったタイミングとも重なり、腰を据えてじっくり遊ぶ時間が取りにくくなっていたのもあると思います。
『鬼武者3』はジャン・レノさんの起用がとても良かった一方、操作がアナログスティックでの移動に変わったことが、自分にはどうも合いませんでした。初代のラジコン操作で染みついた感覚が抜けなかったのかもしれません。
その後発売された『新 鬼武者 DAWN OF DREAMS』については、まったくプレイしていません。
20年ぶりの完全新作、『鬼武者 Way of the Sword』
そんなシリーズから長らく離れていた中、2026年に完全新作が発売されたというニュースを目にしました。主人公は宮本武蔵。剣戟アクションというジャンルの原点に立ち返りながら、最新のグラフィックで生まれ変わっているようです。
兄の代わりにクリアしたあの夏から数えると、もう20年以上。あの頃の「間合いを詰めて一閃」の感覚が、今のゲームでどう進化しているのか、純粋に気になっています。
・鬼武者 Way of the Sword (Nintendo Switch 2)
まとめ
初代『鬼武者』は、自分にとって「人のために代わりにクリアした」という少し変わった形で記憶に残っている作品です。2作目、3作目はそれぞれ違った理由で離れていってしまいましたが、根底にある「間合いを読んで一閃を決める」という体験の楽しさは、今も色褪せていません。
新作をきっかけに、また改めてシリーズに触れてみようと思っています。同世代で「鬼武者」の思い出がある方は、ぜひ当時を振り返りながら、新作にも触れてみてください。

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